わからないを増やすこと。
- michiaki
- 2015年4月1日
- 読了時間: 2分
初めての投稿。
5度目の春を福島大学でむかえます、斎藤倫明です!
趣味は演劇と観光と美術館巡り。
将来、福島にはこれまでなかったような新しいツーリズムを作りたい!
と考え、 日々模索しながら動き回っている学生です。
アーティストをメインにしたツーリズムの流れを福島におこしたいと目下勉強中です。
さて、本日のお話は、先月2015年3月に訪れた、
京都で開催中の国際芸術祭《パラソフィア》についてです。
《パラソフィア》は国内外のアーティストが集まった芸術祭で、
3月から2ヶ月間行われています。


はっきり言います。
正直わからない!
皆さんも一回は経験したであろう、これがアートなの?
って感覚です。
作品たちは、廃棄の物を集めて作ったもの、玉の集合体みたいなもの。
いやー僕にはわからない。全然わかりません。
でも僕は、そこに2時間いました。
2時間もわからない場所に居てしまったんです。
なぜだろう。。。
日常から切り離された不思議で奇妙で、
何かよくわからない、
説明の難しい、
《パラソフィア》の空間は、
とても気持ちが良かったんです。
数学の複数解ように答えが沢山あるもの、
もしくは答えなんか想定もせず、
ただアーティストが夢中で作った作品なのかもしれない。
でも、そう考えさせてくれる空間が好きだなぁと感じました。
そして、こんな不思議な空間を《福島》に出現させられないのかなーって思う・・・
今の福島は効率的なものばかりを追い求め、
そういう風に物事を考えがちな気がするから、
あえて、わけのわからない空間を作ってみたい!
そんな想いを抱かせてくれた《パラソフィア》に感謝を込めて
4月全力スタートでまいります!!
長文を読んで頂きありがとうございました。

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